このブログは初心者向けの解説では飽き足らない中級者向けの情報提供が開設趣旨となっていますが、実際には、初心者が中級者の端くれになる程度の情報提供かなと思っています。
最近、日本の超上級者軍団チームアグレの方々が積極的に情報提供してくださっているのでここに紹介します。
ご存じccさんのひゃっほう掲示板
特にポーカーハンドレビュースレが勉強になります。
POKER職人。
nozakingさんのブログです。キャッシュゲーム戦略ですがトーナメントにもほとんど当てはまります。上級者の方がどのように考えて打たれているのか、一端が垣間見えて本当に勉強になります。
The Lord of the Best Poker Player
Michaelさんのブログ。最近連載を始められたポーカー戦略初心者編が素晴らしいです。
特に「引かれることを恐れてはいけない」が秀逸。
<蛇足>
Small ballで誤解を受けてる部分*1ですが、あくまで、あくまでも私の理解wでは、一番分りやすいプリフロで2.5BB打つというのは全然Small ballの根幹ではなくて、ポットを小さくするというのも、「自分が負けているかもしれないリスキーな状況では」ポットを小さくして飛ぶリスクを最小化するということなんじゃないかと思います。一方、「自分が勝っている可能性が高い状況では」その利益を最大化するような打ち方をするというのがDanielも言ってるSmall ballのポイントで、2つワンセットなんじゃないでしょうか。
上記ブログ・掲示板でもよく議論されていますが、勝ってる状況下で、ドローを引かれるのを恐れて「降りてください的」オールインとか、「危ないから」チェックというのはナンセンスで、勝ってるなら利益を最大化するベットをすべきなんでしょう。そうしないと、自分が勝ってるときには相手にコールしてもらえずに取れるはずのポットが取れず、自分が負けているときだけ相手にコールされることになって破滅することになるので、支離滅裂なプレイになってしまいます。
例えば、2枚スーツで自分がセットを引いてる場合は、相手には、9アウツあるので単純計算で36%の引き目があるとして*2、両者とも1500点持ちでポットが550のとき、勝ってるのにドローが引かれるのが怖いからオールインなんて意味不明です。
勝ってるのなら相手がコールしそうで且つコールするのがオッズ的に間違ってる額350〜400くらいベットするのが最適なんじゃないでしょうか。多分オーバーペア、トップペア、ツーペアでも同じくらいのベットになると思います。
こうすることで、フラッシュドローがコールするのが数学的に誤りな状況を作り出すとともに不必要なリスクを取らないようにするのが重要なのかなと。
まあ、実は自分がフラッシュドロー(特にナッツフラッシュドロー)のときも同じように打つんですけどね。