5 WSOP準備
さあ、いよいよ待ちに待ったWSOP準備編です!
世界でいちばん詳しいWSOP参加ガイドはじまります!
会場に行く前にはパスポートとトーナメント参加用の現金は忘れずに!
5.1 交通手段
WSOPの会場は、リオ・オールスイート・ラスベガス・ホテル&カジノ(Rio All-Suite Las Vegas Hotel and Casino)のコンベンションセンターになります。
リオはラスベガスの大通り「ストリップ」からめちゃ離れたところにあるので注意してください。
歩いて行こうなどと決して思わないように!
着いてもポーカーまともにできないし、下手したら死にます。
交通手段は、タクシー、UBER、あとシーザース系のホテルから出ているシャトルバスです。
5.1.1 タクシー
タクシーなどで行くときは、「リオ・コンベンションセンター」 と言えば会場まで連れて行ってくれます。「リ」オの発音もコン「ベ」ン「ション」「センター」の発音も難しいので、はっきり大きな声でカタカナ英語で「リオ・ダブリューエスオウピー(WSOP)・ポーカー」と言った方が通じると思います。
それでも「あ?」とか言われるかもしれませんが、アメリカで英語が通じない原因の約80%は声が小さいことで発音の問題ではありません。ハッキリ・ゆっくり・とにかく大きな声で話せば大体通じます。
残りの10%は相手に聞く気又は教養がない、最後の10%がこちらの言い方が悪い、になります。
※米国在住3年含む海外在住経験6年で米国のロースクールを卒業した私でも、いまだに「I don’t understand. (お前の言ってることは分からん)」としょっちゅう言われるので気にしない!
因みにラスベガスではI don’t understand攻撃を受けたことはないので、日本人の英語もよく通じる地域だと思います。
ストリップからなら10分~15分で着きます。登録済みのトーナメントに出る時には、開始1時間前に出れば十分間に合うイメージです。
(後述しますが、トーナメントの登録には時間がかかるので、登録が必要な場合にはもう少し前に出た方がよいです。)
5.1.2 UBER
UBERの乗り方は4.3.2参照。
各ホテルでのUBERの乗り場の場所は、次のHPに詳しいです。
この会社はUBERの競合会社のLyftのHPですが、乗り場はUBERと同じです。
5.1.3 シャトルバス
リオと同じシーザース系列のホテルであるBally’sとHarrah’sからは、リオまで無料のシャトルバスが出ています。
時間もかかるしどれくらいで着くのか先が読めないので、私は使ったことはありませんが、無料なので一番安い交通手段であることは間違いありません。
午前10時から午前1時まで大体30分おきに出ています。
Bally’sの乗り場はスポーツブックのそばの出入り口です。
Harrah’sの方はフロント近くの玄関(と言ってもすトリップ側ではない)を出てすぐのところです。おそらく↓のUBER乗り場の手前くらいかと。
5.2 会場
さて、車を降りたら入口前です。
こんな感じです。(2015年)
マジでテンション上がりますね!
階段上って入口に入りましょう。
中の地図はこんな感じ。
地図で見ると入口入って右曲がってすぐじゃんって感じに見えますが、めちゃめちゃ歩きますw
あのテレビで見る体育館のように広いWSOP会場が31番や35番の部屋の縮尺で書かれているので、結構な距離なのは想像できるかと。
入口を入って右に曲がると廊下はこんな感じです。
5.3 トータルリワーズカード(Total Rewards Card)
まず、カジノのメンバーカードである「トータルリワーズカード(Total Rewards Card)」を取得しましょう。
上の地図の「カード」と書かれた場所の付近に↓のようなブースができています。
このカードは、WSOPを含むシーザース系のカジノ開催のトーナメントに参加するには、必ず必要となります。
登録・年会費すべて無料です。
トータルリワーズカードは、リオのほかシーザースパレス、バリーズ、パリス、ハラーズなどシーザース系のホテルであればどこでも取得可能なので、ほかで取得しても構いません。
ただし、WSOP期間中リオで申し込めば、WSOP特別バージョンを発行してもらえるのでカッコいいです。
今年はこんな感じだったのかな?
名前と生年月日とメールアドレスを書いてパスポートを見せるだけで、すぐ発行してもらえます。
ここはあまり行列もないのでそれほど時間はかからないと思います。
5.4 トーナメント登録(Registration)
上の地図の登録と書かれた39番の部屋でトーナメントの参加登録を24時間受け付けています。
トーナメント当日の申込みは非常に混むので、参加前日までの夕方~夜くらいに翌日の参加トーナメントの登録をしておくことを強くおススメします。
前日でも混んでることもありますが、気は楽なので。
深夜は大体ガラガラです。
ケージと呼ばれるレジみたいなところで登録します。
①参加イベントの番号を言って、②トータルリワーズカードを渡してパスポートを見せて、③参加費(バイイン)を払うだけです。
その場にトーナメント一覧があるので、番号を指で指しながら言えば大体伝わります。
その場で、↓のハガキみたいな紙を2枚もらえるのでちゃんと保管しておきましょう。
Customer Copyが自分のもので、Dealer Copyが当日ディーラーに渡すものです。
トーナメントのテーブルに着く際に、この2枚のハガキとトータルリワーズカード、パスポートが必要になります。
(厳密にはCustomer Copyの方は不要ですが、持っておきましょう。)
ハガキをもらったら、イベント番号が間違っていないか必ず確認しましょう。
↑の写真のハガキは、2012年のイベント56番、1500ドルノーリミットホールデムの参加票になります。(名前はJEREMY TECKさんですね。)
当日の席は、AMAZONルーム(35番)のオレンジエリアの399番テーブルの8番シートということになります。テーブル番号については後で詳しく説明します。
WSOPのナンバー付きイベントだけでなく、サテライトトーナメントや毎日やっているリオのディープスタックトーナメントなどの登録もここで行います。
まとめてトーナメントに登録できるので、参加することが決まっていれば、行列待ちを避けるため、できるだけ多く登録しておきましょう。
私は大体トーナメント前日にラスベガス入りして、ホテルにチェックインしたらすぐにリオに行き、まず翌日のトーナメントの登録と、肩慣らしにそのまま参加できるディープスタックトーナメントの登録をすることが多いです。
5.5 クレジットカード及びオンライン登録
なお、参加登録については、クレジットカードを使用したオンラインレジストレーションも可能です。
Bravo Pokerというアプリの登録をした上で、次のサイトで登録可能です。クレジットカードでバイインする場合は、2.95%の手数料(アメリカンエクスプレスは3.95%)オンライン登録料3ドルがかかります。(参加費1万ドルまでのイベントでクレジットカード使用可。)
オンラインで最初に登録をする場合は、72時間前までに登録し、トーナメント開始1時間前までに「Rotunda Area」にある「WSOP FasTrac Total Rewards Desk」でクレジットカードを示しつつ本人認証を行い、トーナメントのバウチャーを受け取る必要がある模様です。
1回本人認証を済ませたあとは、2回目以降は、会場にあるキオスクでバウチャーを発券できるようなので、行列に並ぶ必要がなくなってよいかもしれません。