6 WSOPトーナメント当日
WSOPの普通のトーナメントは大体11時から始まります。
9時くらいには起きて、10時には出発しましょう。
交通手段はタクシー・UBERです。
6.1 当日持って行くもの
- パスポート及び日本の運転免許証その他2種類目の身分証・公共料金明細等
- トータルリワーズカード
- WSOPの参加ハガキみたいなの2枚
- スマホ
- WiFiルータ(あれば)
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
- ヘッドフォン(あれば)
- サングラス
- パーカー等の上着
これくらいでしょうか。
会場は死ぬほど寒いのでパーカー等は必携です。
6.2 テーブル
参加券を見て自分のテーブルに向かいます。
部屋は大体
- Amazon
- Pavilion
- Brasilia
の3つのどこかです。
このほかMirandaでトーナメントするときもあるみたいです。
Amazonルームといっても死ぬほど広いので、エリアが色分けされています。
オレンジ、パープル、ゴールド、ブラック、ホワイトといった形で、分けられており、
テーブルの上の電灯のところにその色の番号札が掲げられています。
例えば↓のテーブルはアマゾンホワイトの57番になります。
↓だとレッドの187番ですね。
とにかく広いので、慣れるまでは早めに来てテーブルの位置を確認しておいた方がよいです。
6.3 トーナメント開始
着席時にディーラーにパスポートを見せ、ハガキのDealer Copyの方を渡します。
確認されたらスターティングチップを受け取ります。
WSOPといえどもスタックの間違いはあるので、必ず見る必要があります。
これまで10年で2回ありました。
6.4 トイレ
ブレイク時の男子トイレは、半端なく混みます。
↓の図にある常設のトイレのほかに、アマゾンとブラジリアの通路の先の外に簡易トイレができますが、めちゃめちゃ並びます。
散歩も兼ねて部屋19付近のトイレに行くことが多いです。
6.5 食事
Rioの食事環境はあまりよくありませんが、ディナーブレークが1時間半(デイ2以降は1時間)あるので郊外のレストランやストリップまで行くことも可能です。
ラーメン屋やタイ料理・中華料理の店に行くことが多いです。
人気のラーメン屋は混んでいて1時間半のディナーブレークでも足りないことが多いので要注意ですが。
私は次のところに行ったことがあります。
Rio内
Pho Da Nang Vietnamese Kitchen
ベトナム料理のフォーの店です。圧倒的に出てくるのが早いのでお勧めです。
席の回転もそこそこ速いので1時間で食べられないということはまずないです。
あとほかのところと比べると1杯15ドルくらいなので安いですね。
https://www.caesars.com/rio-las-vegas/restaurants/pho-da-nang#.WAlOpyQjwkg
Royal India Bistro
カレー屋さんです。普通にうまいです。30ドル前後かかるのでちょっと高いかなあ。
https://www.caesars.com/rio-las-vegas/restaurants/royal-india-bistro#.WAlOoSQjwkg
KJ Dim Sum & Seafood
飲茶の店です。ここは10時から開いているのでトーナメント開始前の食事で使うことが多いです。
https://www.caesars.com/rio-las-vegas/restaurants/kj-dim-sum-and-seafood#.WAlOpiQjwkg
Starbucks
あんまりおなかが空いてないときとか落ち込んでいてあまりどこにも行きたくないときは、スタバで済ませることも多いですw
ここもトーナメント開始前の食事で使うことが多いですが。
このほかハンバーガーのSmashburgerができたみたいなのでここもいいかもしれません。
Rioの外
Monta
ラスベガスで一番美味いラーメン屋です。とんこつラーメンです。
いつの間にか2店舗目ができてテキサスにも1店舗オープンしてる!
Sora
味噌ラーメンが圧倒的に美味いです。混み過ぎててディナーブレイク明けに間に合わなかったことがありますw
Jinya
普通のラーメン屋です。午前3時までやってて便利です。(MontaとSoraは23時閉店)
ラーメン屋が不満なのはどこも11時半オープンなので、ラーメン食べてからトーナメントに参加すると開始時間に間に合わないことですw
Trattoria Nakamura-Ya
めちゃめちゃ美味い日本人経営のイタリアンです。
ここも24時閉店なので比較的遅くまでやっています。
http://veganavi-lv.com/index.asp?page=product&no=120
6.6 賞金
6.6.1 賞金の受け取り方
幸運にも入賞した場合、次のような流れで賞金をもらいに行きます。
- Dealerが「Payout on ○○(テーブルNo.)」と言ってフロアを呼ぶ。
- フロアからPayoutのチケットをもらう。トーナメント名と順位が書かれています。
- そのチケットをPayoutのキャッシャーに持っていく。
Payoutのキャッシャーはトーナメント登録のケージの反対側の部屋になります。
ケージに来たら、パスポートと2種類目の身分証を見せて賞金を受け取ります。
WSOPトーナメントルール第33条は、「賞金獲得者は、賞金を受け取るには、リオが認める現在有効で期限の切れていない写真付き身分証明書(パスポート、運転免許証、州身分証又は軍ID)を提示しなければならない。参加者が米国市民でない場合には、現在有効で期限の切れていない写真付きパスポート、外国政府発行の運転免許証(写真、生年月日及び有効期限が記載されているもの)、領事ID又は外国人登録カードが必要となる。当該写真付き身分証に現住所の記載がない場合には、住所の記載のある2種類目の身分証が必要となる。例 運転免許証、公共料金明細、クレジットカード明細等。」と規定しています。
http://www.wsop.com/2017/2017%20WSOP%20Tournament%20Rules.pdf
また、公式Q&Aで、非米国居住者については、次のいずれかがあれば良いとされています。
①有効で期限の切れていない外国パスポート(パスポートカード、査証(ビザ)、領事IDは不可(注:領事IDについては第33条と抵触していますが・・・))。(住所の記載のある2種類目の身分証が必要となる。例 運転免許証、公共料金・クレジットカード明細等)
②外国政府発行の運転免許証(写真、生年月日及び有効期限の記載が必要。)
http://www.wsop.com/2017/FAQs%202017%20WSOP.pdf
よって、パスポートと運転免許証があればOKで、運転免許がなければ、マイナンバーカード、公共料金・クレジットカード・銀行の明細を持参しましょう。
厳密には、運転免許証のみでOKのはずですが、日本の運転免許証は諸外国と異なり英語での記載がないので、いずれにしてもパスポートと併せて持参した方が無難です。
なお、WSOPトーナメントルール第9条では、トーナメントの席につく際にも、上記2種類の身分証が求められることになっていますが、パスポート以外の身分証を求められることはまずないと思います。(ですが、いずれにしても両方持参した方が無難です。)
賞金を受け取る際に書類にサインをしますが、ディーラーへのチップを書く欄があります。
アメリカ人でもチップ払う・払わないの論争が起こるくらいですが、払う場合は賞金の1%が目安です。
チップの額を書くとその額を引いた額が賞金としてもらえます。
賞金は、
・現金
・小切手
・銀行送金
・カジノのチップ
といった形式で支払われます。
6.6.2 ITIN
賞金額が5000ドルを超える場合、米国の社会保障番号(ソーシャルセキュリティナンバー=SSN)を示さないと、連邦税30%が天引きされてしまうのですが、SSNを取得できない人のために、個人用納税者番号(ITIN)というものがあります。
ITINを示すと25%の天引きが行われないのですが、日本から申請・取得するのは極めて困難です※。
幸運なことに、WSOPでは、5000ドル以上の賞金を取った場合には、ITINの申請を代わりにやってくれます。
SSNがない旨伝えると、パスポートなどを見せてキャッシャーの係員の指示に従って書式を埋めればOKです。
※「個人用納税者番号を申請する際に、各申請者は連邦所得税申告のために納税者番号が必要だということを証明」しなければならないため。