これから日々どのようにPokerSnowieを使っているか、不定期で記事を書いていきたいと思います。
基本的なルーティンは次のとおりです。
①スノーウィチャレンジを30分~1時間プレイする。
②プレイ中気になったハンドはあとで特定できるようにメモを取っておく。
③適当なタイミングでハンドを解析する。
④致命的なミス(Blunders)をチェックする。
⑤Statsを見てバランスを確認する。
⑥ミス(Errors)をチェックする。
⑦②でメモを取ったハンドを確認する。
WSOPメインの練習が主目的なので、200BB持ち*1、ブラインドは50-100、相手は9人を選択します。ヘッズアップから6Max、8Maxなど自由に人数を選べます。
この日は30分程度143ハンドプレイしました。
メモを取ったハンドは次のとおりです。
・A4s 3ベットOOPコール
・55セット
・AKリバーブラフキャッチ
・QQ<AA
・QJストレートでリバーポットベット
・AKsでリバーオールイン
・88でガットショットコール
・AT BTN3ベット
・AA>KK
いつもはこんなに多くメモは取りませんが、このセッションは序盤から大きくチップを減らしたせいかいつもより倍くらいミスが多かったように思います。
早速解析してみます。
エラーレート20越え!いつもの倍くらいあります。実感は正しいですね。
2つの致命的なミスから見ていきます。
一つ目はフロップトップヒットミドルキッカーでチェックチェックのあと、ターン・リバーで打ちまくってAAにペイオフしてますね。
ターンはともかく、リバーはチェックコールすべきと出ています。
因みにハーフポットのベットではなく25%ポットのベットであればチェックと同じ期待値だったということも示されています。
次のハンドはメモでも書いていたAKでリバーオールインです。
過去最高の21.44BBの期待値マイナスと出ていますw
フラッシュもストレートもあるボードで単なるTPTKでポットオールインとは、正気の沙汰とは思えませんね。
このようなプレイは
①強いフラッシュで弱いフラッシュをターゲットにバリューを取りに行く
②ストレートでセットやツーペア相手にバリューを取りに行く
③完全なブラフでフォールドエクイティを取りに行く
の何れかじゃないといけないと思いますが、ショートスタックになってティルってたんですかね・・・
こうして大きく期待値を損なっているプレイをたくさんのアクションの中から抽出してくれるのが、ポーカースノーウィの最も大きな利点です。
致命的なミスをチェックしたので、次に全体的なバランスをチェックします。
コールについては、フロップがややコールしすぎなだけで大体適正、
ベットについては、フロップで弱いハンドと中程度のハンドで異常にベットしすぎ、
ターンは弱いハンドでややベットしすぎ、強いハンドでベットしなさすぎ、
レイズについては、プリフロで特に弱いハンドでレイズしすぎ、ターンでレイズしなさすぎと出ています。
次にミスをしたハンドを見ていきます。
(つづく)
*1:実際は500BB持ちですが、200BBが限度なので。