こちらの記事のつづきです。
一つ一つミス(Error)を見ていきます。
UTGからAKでミニマムレイズしてBBがコールしたポットで、フロップT44でこちらにフラドロなし。
ここでハーフポットのCBを打つのは誤り(WRONG)と出ています。
正解は4分の1ポットのベットで、0.02の期待値が失われています。
個人的にはこの程度の期待値差は無視していいんじゃないかと思います。
因みにここでチェックバックするのは、0.1の期待値マイナスなので、それよりはハーフポットのCBを打った方がいいことになります。
UTG+1からA4sでレイズしてCOがポットレイズ。
ここで私はコールを選びましたが、正解はポット4ベットとのことです。
プリフロップのアクションなので、Snowieから理由も示されています。
「A4sはコールするには弱すぎるハンドだが、ブラフレイズする完璧なシチュエーションだ。(ブロッカーとしての)Aを1枚抑えており、相手がフォールドする可能性が増し、5ベットリレイズをされる可能性も低くなっている。相手にコールされたとしても、フロップでトップペアを引いたり、ナッツフラドロ、ガットショットストドロができる可能性もある。」
とのことです。確かにA2s~A5sでブラフレイズ(リレイズされたらフォールド)をするのは標準的なアクションですね。
同じハンドのフロップでハーフポットのCBを打たれて、ワンオーバーカード・バックドアフラドロ・ストドロでコールしてますね。
なぜコールしたのか自分でも理解に苦しみます(笑)
誰かとLINEでもしながらプレイしていたんですかね。
BBからA3oでHJのミニマムレイズにコール、フロップワンオーバーガットショットストドロでハーフポットベットにコール(これは正しいアクション)。
ターンで3ヒットになり、ポットベット打たれてコールしたのが誤りと出ています。1.74bbもの期待値マイナスという大きなミスです。
ハンドが1歩進展したのでコールしたのですが、相手のレンジにストレートがあり、トップペア・セット・フラドロなどがある可能性があることから、こちらのハンドはポットベットにコールできるほど強くないということなんでしょう。
因みにリバーでこちらに3のトリップスができ、ドンクポットベットをして相手のストレートにコールされ大きな損失を被りました(笑)
(なお、トリップスでのドンクベットは、オーバーペア、トップペア(や3ヒット)に対してバリューを取れるので、期待値的には正解となっています。チェックコールの方が圧倒的にスタンダードですが。)
UTGからのレイズにSBからAKでポット3ベットするのは誤りと出ています。
「アーリーポジションからのレイズと比べても強いハンドを持っているが、このハンドでレイズすると相手から4ベットされる可能性もあり、大きなトラブルに陥りうる。よってコールがベスト」とのことです。
因みにハーフポットの3ベットであれば正解の模様です。
続いてプレイ中にメモした気になったアクションを見ていきます。
ボタンから55でレイズして2カラーのフロップでボトムヒットができたとき、素直に25%ポットのCBを打ったのですが、正解でした。
ポットベットでも正解のようです。
チェックバックより1bb以上期待値が高くなっています。
おそらくフラドロがあることと、Aヒットなどバリューハンドにコールハンドがレンジに多く含まれていること(バリューターゲットが多い)からCBが正解と出ているのでしょう。
次にAKハイでリバーの25%ポットベットをコールしたのですが、正解でした。
アクションラインは、チェック→CB→コール、チェックチェック、リバーで相手がドンクベットでAKハイでコールしたのですが、相手のフロップチェックコールレンジ(ターンチェックレンジ)にフラドロが多いこと、Aハイのブラフなどが含まれることからコールが正当化されるのでしょう。
続いて、QQでAAに大きく負けたハンドを検証します。
ミドルポジションからQQでミニレイズにHJがハーフポットレイズ。
コールでヘッズアップ。
フロップはローカードのレインボーで25%CBにチェックコール。
ここはポットチェックレイズでも正解です。
ターンTでハーフポットベットにチェックコール。
リバー4でハーフポットにチェックコールで相手AA。
損失を最小化し降りすぎてもいないということでこのラインで正解だった模様です。
ブラインドヘッズでBBでターンでナッツストレートができた場合、ターンチェックに25%ベットしてコールされ、リバーラグでチェックにどれくらいベットするか。
7があればコールはすると思われる一方、ストレートがなければセットもツーペアもコールしてこないと思われたので、ポットベットを打ってフォールドされたのですが、Snowie的にも正解だった模様です。
ただし、Snowieはハーフポットのベットを最適額として推奨しています。
アーリーからAAでレイズ、ミドルがミニマム3ベット、BBがコールでポット4ベットしたところ、ミドルがダウンでBBがコールドコールしたハンドについて確認します。
プリフロの4ベットは正解で、これはもちろんバリューですが、スクイ―ズブラフをできるシチュエーションなので、弱いハンドがよりコールしてくれる可能性や、将来的にスクイ―ズの成功率も上がることになるので、標準的なプレイと言えます。
フロップT98rで25%のドンクベットを打たれコールにとどめたところ正解でしたが、やはり25%ポットレイズがより標準的でした。
4ベットポットにATやJTはまあいないでしょうが、セットはチェックレイズが標準的で、ドンクベットにはオーバーペア(+ストドロ)がよりバリューターゲットに含まれるのでレイズが正当化されると理解しています。
ターンTでTトリップスとセットを警戒してチェックバックしたのですが、チェックでも正解ですが、やはり25%ポットをもう一度打つのがより標準的だった模様です。
ATやJTは4ベットコールのレンジにまず入ってませんので。
因みにこのあとリバー5でBBに25%ポット打たれてコールして(正解)、相手はKKでした。